0725-56-1616私が治療業界に入ったきっかけは、自分の慢性と思っていた腰痛を治したいと思ったからです。
私は、高校3年の時、塾へ行こうと靴を履こうとしたその瞬間！！今までに経験したことの無い痛みが腰に！？「なにこれ！？痛くて力がはいらへん！立たれへん！？」どうなったんや！？とその場にへたり込んだまましばらく動けなくなってしまいました。高校生でまだ10代なのにギックリ腰になって痛みと何でなったんやとショックをうけました。
その頃、私は医学部を目指して塾や予備校へ行き机に向かい長時間座ってた為に運動不足が原因と通った病院の先生に言われ、若くても何でなるのだろう？？と思ってました。
その時は、注射で痛みを取って下さりこれで腰を治してくださったと喜んで生活をしてました。
しかし！！その2年後バッティングセンターでボールを空振りした瞬間、腰に再び激痛が走りギックリ腰になりました。忘れかけていた痛みが蘇り何気ない車の振動でも腰に響き悲鳴をあげながら病院へ行き、再び注射で痛みを取って頂きました。前日に姉の引っ越しの手伝いで重いものを持ったせいで腰に負担がかかって再発したんや思ってました。
それからは何度も繰り返してるうちに僕の腰は、他の人より弱く大事にしないといけないなーと思い込んでました。
「あっ、きそう！」「この態勢やばい！！」など若くして腰痛のベテランとなってました。
私が医学部を目指していたのは、父が医者で幼い時から家族の体調が悪くなった時に治療をしてもらい人を治す姿に憧れ、医療へ関心を持ち目指しました。
医学部の入試に失敗し志なかばで医療への道を諦めかけていた時に、整骨院の先生を紹介していただき腰の治療と東洋医学の話を聞かせていただきました。
東洋医学にとても興味を持ち「自分の腰痛を治し同じような痛みで苦しんでる方を治療をするために整骨院の先生になりたい！！」と思いました。
次の日から紹介して頂いた整骨院の先生の元での丁稚奉公が始まりました。
7年間、整骨院で修行をさせていただきました。その時の院長先生、兄弟子の方々にマッサージや包帯や、テーピング、矯正など様々な事を学ばせて頂き開業する事に至りました。
村田整骨院を開業してから現在までの経緯
開業して今あるのは、家族や、優しく温かい患者様達と治療を指導して下さった恩師の方々、治療の研究や勉強を共にしている仲間のお陰で2017年の7月で10年目を迎える事が出来ました。
開業当初は、今と真逆のマッサージが主体の整骨院でした。
今まで、学んで来た整骨院では、治療＝マッサージで、修行時代に学んだ事をしたら治ると思ってたのですが・・・来る日も来る日も治療に来た時は、良いけどすぐにまた凝ってくると言われどうしたら良くなるだろうと考える日々でした。
患者様に言われてる事は、何でだろうと？開業までの院長や先輩に話をきていても、痛くなったら治療したらと言われ僕自身の腰も、良くなったり悪くなったりしていたので、痛みがましになる楽になるけど治りきらない？と大きな疑問にぶち当たりました。
治療して患者様がどのようにしたら治るのかと悩んでる時に、専門学校の時の同級生が治療院に来て治療の勉強会があるけど来ないかと誘ってくれました。
治らないと言ってくださった患者様の声が脳裏をよぎり、治療の勉強を1からやり、治療と思っていたが治せていない現実から脱却したいと思い、2つ返事で行きたいと答え参加させて頂きました。そこで、僕の治療家人生で大きな岐路に立つことになる勉強会で、私にとってかけがえのない治療の仲間と出会える縁もありました。
勉強会で学んだ事は、今の治療のベースとなる無痛の歪みなおし整体の治療を学びました。無痛の歪みなおし整体の治療は、勿論すごい技術ですが、治療の前に社会人として、当然のことで、人としての礼儀作法や治療の哲学、理念を学ばせて下さった、素晴らしい師匠と出会う事が出来ました。
初め治す為の治療技術にばかりに目が行ってた自分を振り返り、治療に必要である技術だけでなく治療の自分自身の考え方を構築させて頂きました。 今でも、あの時師匠が言って下さってたのは、こういう事かと、日々深まり気付きのあることが多々あります。 患者様の治療を通して僕自身、学び成長させて頂けてる事に感謝の気持ちで一杯です。
その頃、持病と思っていた腰痛も急激に悪化し、立っていてもじっとしていても、左足は、痺れ、寝るのも辛く、朝起き上がるのも支えがないと立てない程になり、MRIを撮ったら腰椎の椎間板ヘルニアと診断され、整形外科の先生からは、即手術をした方がいいとすすめてこられました。
よし！自分のヘルニアを自分の治療で治そうと決めました！！
始めは歩くのも足を引きずって痺れもきつかったのが、日々の生活習慣も色々な角度から見直し、先輩の協力のもと日に日に良くなり、以前の椎間板ヘルニアの時の症状は嘘みたいになくなり、今では大好きな、スキーや野球やゴルフやボーリングなどを全力で楽しめてます。根治してなければ、人生やりたいことが出来なくなり勿体無いことになってたと思いました。
10代のギックリ腰から始まった腰痛人生でしたが、体質や運動不足や無理したからなどではなく今までの治療の勉強が実を結びヘルニアが完治しようやく僕の腰痛人生に幕を下ろすことができました！
この経験のお陰で、腰の痛みは辛かったですが治った時の喜びがわかりました！！
腰痛の体験は、患者様の気持ちがわかる私の財産となりました。
次は、この治った喜びを患者様ご自身で体験できるように全力で治療に活かしていこうと思いました！！
身体の治療もとても大切ですが、心やスピリチュアルもとても重要だと気付きました。
ヒーリングを取り入れることで違う角度からの治療ができるようになり、健康とは、心と身体のバランスだと気付き肉体の心だけでもダメ！身体だけでもダメ！心と・身体の2つの調和されたバランスが健康に結びつくのに必要だと思うようになってきました。
現在ヒーリング整体などでおこなっている施術は奥が深く僕の考えてたことを根底から変わってきた治療法です。心やスピリチュアルな面をより強化し、今までの治療法とマッチさせ更に心身の調和が取れた治療を構築していってます。
今まで、目に見えない世界は、そんなのないだろうと、非科学的な物は無いと思っていた1人です。
しかし、宮崎にいる師匠の元で勉強をさせて頂いてるうちに不思議な体験をしていき、今まで、井の中の蛙で目で見えてるのもこれまでの経験で照らし合わせて理解していたことに気づかせていただきました。
今では学生の頃は、あれあれほど嫌いだった英語の勉強から逃げてましたが
今では、患者様の症状や状態を少しでも改善するためにすすんでセミナーに参加したり仲間と月に2回くらい集まり時間を忘れる程、治療の研究や勉強をしています。
今まで、受験や腰痛や体調を崩したりした時には、回り道や寄り道で無駄に時間がかかってきたと思っていましたが、要所要所で、とても大切な方々との出会いがあり気付き、治療を通して父親の背中を見て憧れた治療家人生に1つも無駄がないと思いました。
これも今まで出会えた人とのご縁があり、現在の自分が居る事に感謝です。
いつも僕を支えて下さってる家族や両親や恩師の方々、共に治療について研鑽しあえる仲間に感謝しかありません。
これからも患者様とのご縁を大切に、日々全力で治療をさせていただきます。
村田整骨院 院長 村田 亮
